リノベーションとリフォームは何が違うの?コストや違いを徹底解説!

最近よく耳にするようになって来た「リノベーション」と「リフォーム」。似たような意味でつかわれることが多いですが、具体的にはどの様な違いがあるのでしょうか?今回は「リノベーション」とは何かということについて、具体的な内容・リフォームとの違い・費用相場の事例などを紹介していきます。

目次

リノベーションとリフォームの違いは?

「リノベーション」とは、現在建築されているの建物に対して、新たに間仕切りを取り空間を広くしたり、キッチンをより機能性の高いものに変更するなどといった機能や価値を付け加え建物をアップグレードさせる改装工事を指します。これに対し、「リフォーム」とは古く老朽化した部分を改装修理したり、スペースを新しく改装する事を指します。リノベーションは今あるものをさらにアップグレードさせ、リフォームは悪くなったところを改装し修繕する事を意味します。

リノベーションのメリット

1)自分の理想を実現化できる

住宅の間取りを基準に生活をしているご家庭も多いのではないでしょうか。
私たちは気づかない内に「間取り」に縛られて生活しています。
リノベーションは、その人のライフスタイルや家族の個性に合わせて、自分だけの住まいを実現させることができます。
建売の住宅や、マンションなどでは決まった間取りで、内装も無難なものばかりでオリジナリティを出すのは難しいです。内装を自分好みにしたり、家族が増えた際の部屋の増設などを行いたい時などにリノベーションはとてもお勧めです。

壁を取り除き、開放感のある広々としたリビングに変更したり、このども部屋を新たに増設したり、テラスを作りゆっくりとした時間を過ごすなど家族の人数やご自身の生活リズムに合わせた住まいの実現が可能になります。

2)コストを抑えることができる

例えば、全く同じ条件で新築と建てる場合と、既存の建物を中古で購入し、それをリノベーションする場合では、完成するまでのコストがかなり変わってきます。

ほとんどの場合、中古物件をリノベーションする方が新築物件を購入するのに比べ、20%~30%程度コストを抑えることができ、理想の間取りを実現できる可能性の高いのが現実です。

リノベーションのデメリット

1)住むまでに時間がかかる

中古住宅やマンションを購入する場合は、物件を購入後に引き渡しを行えば、割とスムーズに住み始めることができます。しかし、リノベーションの場合は、引き渡しまでの間に、「建物検査」「設計」「施工」などの作業が加わり、間取りを変更したり、内装へのこだわりを強くするとその分、建築士との打ち合わせに時間が必要となります。結果として完成して住むまでに膨大な時間がかかってしまいます。場合によっては建築士の判断により理想の間取りが実現できない場合もあります。

2)築年数が長くなりやすい

中古住宅を購入しリノベーションする場合は、築年数に注意が必要です。
1981年6月1日以降、建築基準法の改正により基準が引き上げられ、耐震性が現在の法律の基準を満たしていない住宅が存在しています。
そのため理想の住まいを実現させるために、現在の耐震基準を満たすための耐震改修の工事が必要で別途必要となるため費用がかさむことが考えられます。

1981年6月以降に建築確認を受けているかが、大きな分岐点となります。ですが、そもそも新たな基準を満たすほどの耐震性で設計されたものもあるので、不安な方物件を決める前に一度専門家に見てもらいましょう。

リノベーションはどうやって行えばいいの?

リノベーションの次のようなステップで契約が進行します。
物件を探しローンの審査→購入→工事に関する契約→着工→引き渡し。注意が必要なのはリノベーション費用のローンです。中古住宅購入の際は住宅ローンを組むことになると思いますが、リノベーションの費用は住宅ローンに組み込むことができない場合があります。その場合はリフォームローンを組む必要がありますが、一般的に住宅ローンと比較すると若干金利が高くなり、支払い金額が多くなるケースもあります。理想に住宅を理想のコストで手に入れる為にも、デザイナーや建築士などの専門家にアドバイスを受けることが大切です。

リノベーションの相場はどれくらい?

リノベーションにかかる費用は、工事をする場所や範囲、広さによってケースバイケースです。お風呂場やキッチンなどの部分的な工事の場合は100~300万円程度に収まるのが一般的です。しかし、間取りを大きく変えるなどの大掛かりが工事が必要な場合は300~500万円ほどになるケースもあります。
また、内装への強いこだわりでデザイン性を良くしたり、物件の階数によっても、費用が大きく変わってきます。トイレやキッチン、お風呂場などを最新のものに変更するリノベーション工事が人気ですが、水回り、フローリングの変更などの小規模なリノベーション工事も含めると、その種類は100種類以上あります。無駄な費用を掛けない為にもどの様な住まいを実現させたい!という思いをデザイナーや建築士などの専門家にしっかり伝える事も大切です。

S建築工房のリノベーション

一般的なリノベーション会社では不動産を抑えてから、お客様の詳しい要望などを伺うところがほとんどです。そのため、物件購入後にあれはできない、これはできないといったトラブルが起こることも少なくありません。
弊社のリノベーションでは、お客様に理想の住まいを提供したい。という強い思いがあります。そのため、物件を決める前に、まずリノベーションした後の理想の間取りからお伺いしています。
理想の間取りが決まったら、その間取りを実現可能な物件を探し、購入するので後からのトラブルは発生しません。

いくつかの事例をご紹介します。

リノベーションで理想の住まいを手に入れよう!

このように「リノベーション」では、自分達のライフスタイルに合った間取りへ変更することによって、より豊かでより上質な空間を作り出すことができます。自分の理想を明確に描き、デザイナーや建築士などの専門家や関係者にしっかりと伝えることで後のトラブルを避け、気持ちよく新しい暮らしのスタートできます。
あなたの理想の住まいのためにこの記事が参考になれば幸いです。

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